乳がんになってしまった場合、受ける手術についてお話しています。
先ほど説明した腫瘍核出術はしこりだけを摘出し、乳房部分切除術はしこりとその周辺を切除する手術です。
両方とも乳房を残す手術ですから、女性にはありがたい手術だと思います。
温存手術とは反対に、乳房を切除しなければならない場合もあります。
二つの乳房のうち、乳がんが発症している方の乳房をすべて切除する手術を単純乳房切除術と言います。
この場合、わきの下にあるリンパ節は切除しません。
また、ハルステッド法と呼ばれている胸筋合併乳房切除術は、乳がんの手術では昔の一般的な方法でした。
乳房、わきの下のリンパ節、大胸筋、小胸筋もすべて切除する手術です。
乳がんが胸の筋肉まで転移しているケースに行われる手術です。
この手術方法を発見したハルステッド医師の名前からハルステッド法と呼ばれています。
乳がんの標準術式としてかつて世界中で使われていた手術方法です。
現在では、このような広範囲を切除しても、それほど治療の成績が上がらないことが判明しました。
乳がんがかなり進行していて、胸筋にまで達している場合だけ、行われる手術法です。
昔、乳がんになってしまったら、このように大きい範囲での切除手術を受けなければならなかったのですね。
医学は日々、進歩していると言うことがよくわかります。
乳房を全部切除しなくていいように、乳がんが早期発見出来るよう、自分自身で気をつけましょう。
乳がんの手術方法についてお話します。
一言に乳がんの手術と言っても、ケースバイケースでいくつかの方法があります。
乳がんになってしまったからと言って、必ず乳房を切除しなければならないと言うわけではありません。
転移の状態、がん細胞の大きさから、手術は選ばれますので、早期であれば、乳房も残せます。
最も一般的である乳がんの手術は、乳房、わきの下のリンパ節を両方とも切除する手術です。
これを胸筋温存乳房切除術と言います。
乳房と連結している胸の筋肉がありますが、その一部分を切り離すケースもあります。
また、乳房を残し、乳房の中のしこりの部分だけ切除する手術を腫瘍核出術と言います。
それ以前の診断方法である吸引細胞診、針生検などを行った際に、がんの診断がつかなかった時にも行われます。
乳がんの手術方法としてはあまり一般的ではない手術です。
次に、乳房部分切除術と言う手術があります。
しこりとその周辺を含めた部分を切除する手術で、俗に「乳房温存手術」のことです。
乳頭を中心とし、扇形に切除するケースと、がんの周囲2センチくらいの安全域と言われる部分を円形に切除する手術です。
しこりが乳房に対して大きい場合、がん細胞がすでに乳腺の中に広がってしまった場合、乳腺の中にしこりが沢山発見された場合には、この乳房を温存する手術は出来ません。
これらのケースは、通常の切除手術をして、その後に放射線照射をして乳房の中のがん細胞が再発することを防ぎます。
乳がんの検査方法である穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)とは、乳房に発見されたしこりの細胞を取り出し、検査する方法です。
乳房に細い注射針を刺し、乳がんだと疑われている細胞を摂取します。
そして顕微鏡で細胞を見て調べるのです。
細胞を摂取する検査ですが、体を切るわけでもなく、切除のための手術もするわけではありません。
この検査は体を傷つけずに針を刺すだけで出来るという特徴があります。
同時に患者の体への負担も少なくて済みます。
ほんの小さなしこりである場合、超音波を当てて画像で確認しながら、しこりに注射針を刺します。
注射針ですので痛みはありますが、局部麻酔をするケースと麻酔をしないケースがあります。
乳房に針を刺すなんて、とても痛そうなのですが、この検査の痛みはどうなのでしょうか。
人によって差があるようです。
激痛だったと言う人もいれば、チクッ程度にしか感じなかった人もいるようです。
また、注射針を刺す乳房の場所によっても痛みは違ってきます。
麻酔をするかどうかは病院側が決定することですが、痛みに特に弱い場合など、自分の意見も事前に伝えると良いでしょう。
この検査を受ける痛みは個人差がありますが、医師側の技術によっても違ってきます。
小さいところへ針を刺すわけですし、熟練の医師とそうでない医師もいます。
この検査は専門の病院に行った方が安心だと私は思います。
自分の体です。
安心して任せられる病院を探すかどうか、自分の気持ちひとつだと思います。
乳がん検診を受けることは、自分の体を自分で守るために、そしてがんの早期発見のために、とても大切なことです。
がんが小さいうちに発見できれば、治療方法の選択肢も増えるわけですから、みなさん、検診には必ず行きましょう。
では、乳がんの診断には、みなさんがご存知のレントゲンの他に、どのような方法があるのでしょうか。
レントゲン撮影の中でも、乳がんに対してはマンモグラフィという検査を行います。
マンモグラフィ検査は、ただレントゲン撮影するだけなく、最初に乳房をプラスチックの板に挟み、圧迫しながらレントゲン撮影をします。
こうすると、触診や、普通のレントゲンでは見つからないくらいの小さな乳がんも見つけられます。
自治体によっては定期検診で40才、または45歳以上の女性を対象に、毎年1回の乳がん検査を無料で実施しているところもあります。
これらの無料検診もマンモグラフィ検査になりますから、是非、受診するようにして下さい。
他には乳腺を画像でチェックする検査もあります。
乳房に発見したしこりが、乳がんであるか、またその広がりをチェックするために行われる検査です。
患部の乳腺を超音波で見たり、MRI検査をしたり、CT検査なども行われます。
乳房にしこりが見つかった場合には、その部分から注射器で細胞を摂取して調べる検査も行います。
穿刺吸引細胞診と言います。
この場合、細い針の注射を使います。
細胞を摂取して調べる、この検査はとても有効でおよそ90パーセントの信頼度があります。
女性特有のがんだと言われている乳がん。
ごくまれですが男性も乳がんになることがあるそうです。
では、乳がんになってしまった場合、どのような症状が出るのでしょうか?
みなさんもよくご存知な症状がしこりです。
乳房に堅いしこりを発見すると乳がんの疑いがあると言われています。
1センチくらいのしこりですと、自分で触ってわかるそうです。
ですが、しこりは乳腺炎の疑いもありますので、しこりがあったからと言って乳がんだと決めつけてはいけません。
また、乳がんになると乳房の近くのリンパ節が腫れてきます。
乳がんはわきの下にあるリンパ節や、胸骨のすぐ近くのリンパ節、鎖骨上下にあるリンパ節に転移する場合があります。
これらのリンパ節は領域リンパ節と呼ばれています。
これらが腫れて大きくなってしまった場合、リンパ液が流れることを止められてしまいます。
その結果、腕、周辺がむくんできたり、神経を圧迫されることから腕がしびれたりします。
乳がんのリンパ節への転移が見られるケースのほか、腰や背中などに痛みを感じ、それが続く場合は骨に転移していることが疑われます。
肺へ転移してしまった場合は、咳の症状が出て、息苦しいと感じることもあります。
また、乳がんの症状として、皮膚に変化が見える場合があります。
がん細胞が乳房の皮膚の下、すぐ近くに出来た場合、皮膚にくぼみが出来ます。
また赤く腫れたりするケースもあります。
乳房の皮膚が赤くなって、痛みや熱が出る場合は「炎症性乳がん」の疑いがあります。
このように外に現れてしまうのは、がん細胞が皮膚の中にあるリンパ管に存在するからです。
リンパの中にあるということは全身に転移しやすいのでとても危険な状態にあると言えます。
乳がんになる危険性をパーセンテージで算出する「ゲールモデル」と呼ばれる計算式があります。
これをどこで見られるかと言いますと、米国立がん研究所のHPにあります。
個人の乳がんになるリスクを算出できるようになっていますが、これは、米国の白人女性の情報を元に作成されたものです。
ですから、日本人が使っても正確なリスクを算出出来ないと言われています。
参考程度にやってみるかどうかは、あなた次第でしょう。
日本人では正確な数値が算出できないとしても、親族に乳がん患者がいる方は心配で試してみたくなると思います。
ですが、この計算方法を試さないにしても、親族の乳がん患者がいるか、または過去にいたか、という情報を自分で持っていることは今後、役立つと思います。
良い機会ですから祖母や親戚の人の話を親から聞いておくと良いでしょう。
聞いてみたら実は乳がん患者がいたという事実も出てくるかもしれません。
乳がん検診を受けるときには問診で親族の乳がん患者の有無を聞かれますから、今後、その情報は役に立ちます。
また、親族に乳がん患者がいたとして、自分が乳がんになるリスクが高いことがわかっても、がっかりすることはありません。
発症する可能性が高いというだけで、必ず発症するものではないと思います。
生活習慣を見直し、野菜中心の栄養バランスが取れた食生活を送ること、適度な運動をすることなど、自分で気をつけることはいくらでも出来ます。
乳がん予防のための情報が沢山掲載されているサイトもありますので、心配になった方は今日から早速実行してみましょう。
遺伝であれ、生活習慣であれ、自分が乳がんになってしまう可能性があるかを知ることが出来れば、予防、発見に繋がります。
これを知るための「ゲールモデル」という計算方法がアメリカにあります。
これは白人女性の膨大なデータを元に作られたものです。
計算式になっていて、項目を当てはめて行けば、この先、5年以内に乳がんになる可能性をパーセンテージで算出するものです。
ゲールモデルにおいて乳がんになる可能性を算出するために必要な項目は下記の通りです。
まず、現在の年齢、それに初潮年齢、最初の出産の年などです。
算出されたパーセンテージが基準より大きい人の場合(乳がんになる危険性が高い人)は、乳がんを予防するためのホルモン療法が出来るようになります。
通常、ホルモン治療が許可されるのは、発病してからなのですが、アメリカはこのような方法で予防のための治療が開始できるのです。
乳がんを発症してしまうことは遺伝的要因があると言われています。
祖母や母などが乳がん患者だった場合、本人も乳がんを発症してしまう可能性が高くなります。
ただ漠然に乳がんを発症するリスクが高いと言っても、血縁関係の方の乳がん発症の詳細によって、そのリスクの高さは変わってくるのです。
親族が乳がんになった年が30代の場合と70代の場合で違ってきます。
また、がんは乳房の片方だったのか?両方か?でも違ってきます。
乳がん以外のがんになった家族がいる場合でも、本人が乳がんになる可能性の大きさが違ってきます。
先ほどお話したように、乳がん患者の場合、むくみを防ぐ食材を摂取する必要があります。
塩分を取り過ぎないように気をつけ、良質のタンパク質も摂取しましょう。
これには豆腐、豆類がお勧めです。
特にお豆腐は安い上、いろいろな料理法がありますから飽きずに続けられるでしょう。
乳がんの予防でなくとも、控えたいものは高脂肪の食べ物です。
もちろん高タンパク質のものも控えるべきでしょう。
特にチーズなどの乳製品です。
少々は構いませんが大量に食べることはやめましょう。
牛乳やヨーグルトも、適量でやめておきましょう。
また、生クリームを使ったデザートやカロリーが高いスイーツも沢山食べてはいけません。
動物性タンパク質より植物性タンパク質のほうがずっと体に良いので、植物性タンパク質を摂取できるように心がけてください。
例えば、お料理、お菓子に生クリームを使いたい場合、植物性のものがありますので、購入する際はそちらを買うようにしたら良いでしょう。
甘い物を我慢することはストレスに繋がってしまいがちです。
工夫して適量を食べることは問題にはなりません。
乳がんになり易い人で。社会的地位が高い人、そして肥満の人というデータがあります。
これは地位が高い人のほうが低い人より脂肪を多く摂取しているということです。
そして細い人より肥満の人のほうが、脂肪を多く取っているということになります。
このようなデータがある一方で、反対に「脂肪の摂取量と乳がん発症とは関係がない」という論もあります。
ですから、脂肪の摂取と乳がんとの因果関係については一概には言えません。
ですが、はっきりと言えることは、脂肪分を沢山、摂取することはメタボにも繋がっているということです。
マンモグラフィ検査により、乳がんが早期発見できるようになりました。
早く発見できれば乳房切除も避けられます。
ほんの小さな乳がんでも発見できるようになったことから、乳がん患者も増加しているようです。
では、乳がんになってしまった場合に体に良い食べ物はどういったものでしょうか?
また、それらの食材は、乳がんを予防するためにも良い食材ですよね。
乳がんになってしまう要因として、肥満や、アルコール摂取なども関係あるようです。
乳がんの原因はエストロゲンです。
このエストロゲンが増加してしまう傾向にあるのは、食生活が偏ってしまうことから起きると言われています。
栄養バランスの悪い食事を続けていると、成人病や他の病気も引き起こしてしまいます。
現在ではメタボと呼ばれる肥満も、様々な病気を招いてしまう要因です。
脂肪分のとりすぎ、野菜不足、摂取カロリーオーバーなど、耳が痛い人もいるでしょうが、自分で気をつけるしかありません。
乳がん患者で、がんの転移を防ぐため、リンパを切除する手術を受ける人もいます。
この手術を受けたあとは、むくみが出やすくなります。
ですから、むくみを防ぐ食生活をすることも必要です。
利尿作用が高くなるような食材を摂取することは、新陳代謝が高まりますから、とてもよいことです。
これには、はと麦、小豆などが適しています。
はと麦はお茶で市販されていますので、沢山作っておいて、毎日飲むことを実践してみてはいかがでしょうか。
乳がん、子宮がんの検診を受けることを推奨するキャンペーンなどが日本各地で開催されることがあります。
そして、それらに関連してチャリティー活動もさかんに行われているようです。
ですが、これらのがんに対して本当に検診はそれほどの重要性があるのでしょうか?
日本だけではなく、現在は世界中でがん検診の大切さが提唱され、その有効性も証明されています。
検診を受けずにいて、がんが進んでしまえば、そのうちに自覚症状が出てきます。
そして、痛みや苦しみなどの自覚症状が出てきたときは、かなりがんが進んでいると思われます。
同時に治る確率も低くなってしまうのです。
乳がんに関して言えば、1つのがん細胞があるとして、それが1センチに成長するまでに15年以上も歳月が必要だそうです。
その後、1センチのがんが2センチになるまで2年かかるそうです。
1センチ以下のがんを発見することは非常に難しいことです。
それに、乳がんの早期と言うと、2センチ以下のがん細胞のことを言います。
ですから、2年に1度の乳がん検診がどれほど理にかなっているかわかりますよね。
2年に1度の検診で自分の命が守れるということになります。
家族の立場になってみれば、わかりますよね。
大切な人には「検診を受けて欲しい」と思うでしょう。
あなた1人の体ではありません。
大切な人を悲しませないためにも、きちんとがん検診を受けてください。
地方自治体で無料検診を実施しているところも多いでしょう。
検診は早期発見のためにかなり重要な手段ですから、是非活用して下さい。
乳がん検診の理学的検査では医師が乳房を見て、左右同じかチェックします。
乳房の周囲、わきなど、しこり、リンパの腫れがないかチェックをします。
これらは医師が直接触る、触診になりますから、男性医師に抵抗がある方は女医の病院にしましょう。
次にマンモグラフィと呼ばれている乳房専用のレントゲン撮影をします。
これは乳がんを発見するためにとても有効なレントゲン撮影です。
通常のレントゲンでは写らないほどの小さな乳がんも発見できるそうです。
この検査はプラスチック版で乳房を上から挟み、圧迫した状態でレントゲン撮影をします。
乳房を挟みますので痛みを感じる場合もあります。
これは人によって違いますから、怖がることはないでしょう。
このマンモグラフィを受ける場合は生理前1週間を避けたほうが良いと言われています。
検査の予約を入れる際は気をつけましょう。
また、レントゲン撮影と言うと放射線の量が気になる方もいらっしゃると思います。
そしてマンモグラフィと言う、ちょっと聞きなれない検査ですので、余計に心配になる方もいらっしゃるでしょう。
ですが、それほど心配する検査ではありません。
マンモグラフィで体に受ける放射線ですが、この量では、人体への影響はほとんどないと言われています。
安心して検査を受けましょう。
マンモグラフィ検査を受けたら、乳がんの検査は終了となります。
乳がんの集団検診を受けた方は結果が郵送されるまで1ヶ月〜2ヶ月かかります。
個別で病院にて検査を受けた方は病院によって結果が出る日数が違いますので、病院で確認して下さい。
今まで、乳がん検診に一度も行った事のない方は、どのような検診をするのか、不安に思う方もいらっしゃると思います。
それほど大変ではありませんから、気軽に検診を受けましょう。
女性のお医者さんがいる病院もありますから、男性の医師に抵抗がある方は、女医さんのいる病院を探して行っても良いでしょう。
自治体で無料検診を実施しているところは、病院一覧に女医のいる病院も印を付け、わかりやすくしているところもあります。
女医が良いかどうかは本人の気持ちの持ちようでしょう。
しっかりしている医師であれば、男性、女性は問わないと私は思いますが。
では、乳がん検診の方法ですが、まずは問診から始まります。
病院の受付でもらう問診票に書きます。
問診表には、最初に生理になった年や妊娠した経験、出産した経験などを書きます。
また、一番近い生理の日程も書きます。
そして、乳房に痛み、かゆみ、熱などの異常を感じたことがあるか、記入します。
いままで乳房の病気の経験があるかどうかも記入します。
自分の体のことですので正直に、正確に記入しましょう。
問診表の記入が終われば、それを基にして医師から質問を受けますので、きちんと答えましょう。
これが乳がんを発見するための第一歩ですから正直に答えましょう。
問診が終わったら、乳がん検診では次に理学的検査が行われます。
理学的といっても難しいものではありません。
医師が、通常業務と同じく、患者の乳房をチェックするのです。
現在、不治の病ではないと言われているがんですが、これは早期発見すればということです。
日本では2人に1人が、がんになっているそうです。
そして3人に1人が、亡くなっています。
こうして日本は世界の国々に比べ、残念ながらがんの多い国となってしまいました。
女性はホルモンの刺激を受け分泌液を作る組織があります。
それが乳腺と言われるものであり、この部分に出来るがんが、乳がんです。
女性がかかるがんの中で最も多い乳がん、1年間にどれほどの人が乳がんになっていると思いますか?
その数はなんと4万人です。
日本中の女性の中で20人に1人が乳がんになっている計算になります。
ですから、乳がんの検診を受けることはとても大切なことなのです。
40歳以上の女性でしたら、2年に1回、受けることが必要とされています。
ですが、みなさん、検診を受けてない人が多いですよね。
乳がんや子宮がん、これら女性におおいがんは、ウイルス感染が原因だったり、女性ホルモンが原因だったりします。
ですから30歳〜40歳代の女性に多く見られる病気です。
1年間に1万人以上の女性が、これらのがんで死亡しているのです。
ここまでのお話を聞いて、がんは他人事だと思えなくなったのではありませんか?
さあ、それでは、次のお休みに検診を受けましょう。
すぐに動くことが大切ですから、気持ちが動いた人は、すぐに検診の予約を入れてください。
家族のためにも自分のためにも検診を受けて下さいね。
乳がんになった人で乳房の切除をするケースもあります。
がんの進行具合によって、どのような手術をするかが決まっていますが、やはり、私も女性ですから、乳房が切り落とされることにはとても抵抗があります。
乳がんの手術には二通りあります。
「乳房温存術」と「乳房切除術」です。
これについて、お国柄が表れているという興味深いデータがあります。
私たち、東洋人の女性で乳がんを患った人は、乳房切除術を選ぶ人が多いそうです。
乳房を残さず患部を切り取ってしまうと言うことですが、どうして東洋人の患者はそのような傾向にあるのでしょうか。
海外で北カリフォルニアがんセンターと言う施設があります。
そこでの乳がん患者について東洋人の統計を取りました。
中国、ベトナムなど東洋人が受診した病院の医師を対象として、乳がん手術の調査をしたそうです。
この調査でわかったことは、東洋人は早期の乳がんであっても乳房切除術を選ぶ傾向にあると言うことです。
パーセンテージで言いますと、乳房温存を望まず、切除を希望する患者は、東洋人がおよそ68パーセント、白人ではおよそ57パーセントです。
その理由は、白人に比べて、東洋人は外見をそれほど大切に思っていないからなのでしょうか。
確かに東洋人の胸は平均的に見てもそれほど大きくないですよね。
温存したとしてもその部分はそれほど大きくないでしょう。
すべて切除してしまったほうが、化学治療を受けなくて良いのですから、副作用の心配もないわけです。
それに切除したほうが再発も少ないですからね。
私が良く思うことは、乳がん検診を始め、検診を無料化して欲しいということです。
自治体によっては年齢によって無料になるチケットを配布しているところもあります。
私の住んでいる自治体では、乳がん検診は40歳、45歳、50歳と5年ごとに無料になります。
ですが、5年では期間が開きすぎではないのでしょうか。
検診はまめに受けたいと思いますが、経済的に余裕がない場合、差し迫った出費から優先して行きます。
そのため、検診などはどうしても最後になってしまいます。
子供が病気になったときの医療費など、家計を圧迫しますから、検診などはどうしても後回しです。
また、その無料になる1回を逃してしまったら、無料で検診を受けるためにもう5年待たなければいけません。
もしも、完全に無料になれば、気が向いた時、時間が出来た時、気軽に乳がん検診を受けることが出来るでしょう。
そして、指定病院だけでなく、なるべく沢山の病院で受診できると便利ですよね。
たとえば、駅の近くに検診が出来る車両を用意して、通勤途中で気軽に検診を受けてもらうなど、こんな風に検診が出来たら便利だなあと、良く考えます。
選挙の時も駅に投票所があったら、もっと投票率が増えるだろうなと思ったのですが、それと同じ理由です。
日本は財源が厳しいので簡単にすべての検診を無料にすることは不可能でしょう。
ですが、カリフォルニア州は、タバコの税金を上げて、その分で、年間におよそ20万人分の乳がん検診を無料で実施しているそうです。
消費税が上がったら困りますが、こうした嗜好品なら税金を上げてもらいたいと思います。
そして、その財源を有効に使って欲しいです。
乳がんは30歳を過ぎてから高齢になればなるほど、発症する可能性が高くなります。
最近では、乳がんの検診を受けることを推奨するキャンペーン、またはイベントも開催されるほど、社会でも関心度が高くなっています。
乳がんはセルフチェックが出来るので発見しやすいといいます。
乳房とその周辺に出来る、しこりがそうです。
自分で触って、しこりを発見する、「胸部自己診断法」という方法があります。
また、検診ではマンモグラフィで撮影されるため、しこりが出来る前のわずかながんでも発見できます。
マンモグラフィ検診は乳がんを早期に発見するため、とても効果がある検診方法です。
ですが、マンモグラフィ検診が完璧と言うわけではありません。
乳がんを発見する方法のひとつに過ぎないのです。
すべての乳がんを早期できるわけではありませんから、超音波検査も一緒にして、これらの結果を総合することで乳がんの早期発見に有力だと言われています。
乳がんに限らず、毎年、がん検診を受けるのが理想的です。
ですが、様々な事情で受けられない、受診する時間がないという人がほとんどですよね。
すっかり忘れている人も中にはいらっしゃるでしょう。
テレビやメディアなどで乳がんについての情報が流れる度に、「あ、私も検診に行かなきゃ!」と思うのですが、次の日にはすっかり忘れている方も多いでしょう。
自分の体ですから、自分でがんから守りたいものです。
検診は忘れずに受けましょうね。
乳がんになる可能性が高いことは、その人の出産経験や閉経、月経の始まりに大きく関係しているのですが、遺伝との関係も軽視できません。
代々、乳がんの発症率が高い家系もあるのです。
母親や祖母に乳がんになった人がいる場合、ご自分も気をつけたほうがいいということですね。
また、人間の人種にも発症する確立が多い人種とそうでない人種があります。
例えば日本を含むアジア一帯よりヨーロッパ、アフリカの女性は乳がんになる確率が高いという調査結果もあります。
肥満、過体重の女性も乳がんになるリスクが高いとも言われています。
貧しい生活を送っている女性で肥満体系の人は、乳がんを早期発見できる環境に暮らしていないため、発見が遅れてしまうこともあるそうです。
やはり貧困も関係しているのでしょう。
検診が受けられるのは豊かな証拠なのでしょうか。
タバコは肺がんなどの原因になりますが、乳がんとの関係も軽視できません。
タバコを吸う女性が乳がんになる確率は、タバコを吸わない人よりおよそ4倍多いそうです。
これは閉経前に限る確立ですが、どちらにしろ、タバコは害です。
今、喫煙している人は出来るだけ早く止めるようにしたいものです。
乳がんはしこりがあると思っている人が多いですが、実はしこりが無いケースもあるのです。
しこりがなければ自覚症状もありませんので、マンモグラフィ検査や、超音波での検査で、ほんの小さな乳がんを発見することが大切なのです。
乳腺炎のように炎症部分が写真に写るのですから。
女性がかかるがんの中で、一番多いと言われている乳がん。
乳がんになってしまう確立は、恐ろしいことに年齢を重ねるごとに高くなって行きます。
たとえば、90代で乳がんになった人は全体のおよそ12パーセントもいます。
これは90代の女性が8人いたら、その中の1人は乳がんになってしまうことになります。
高齢になれば手術などに耐えられる体力もなくなりますから、余計に怖いですよね。
女性で乳がんになる人が多いのは、よく知られていることですが、ふと疑問に思いました。
男性も乳がんになるのでしょうか?
はい。
実は男性も乳がんになるのです。
男性も、ごくまれに乳がんになることがあります。
その発症する確率は男性1000人に1人で、確立は少ないです。
ですから、あまり聞いたことがないのですね。
では、どんな人が乳がんになりやすいのか、まとめてみました。
ご自分で当てはまる項目が多い方は、まめに検診に行くことをお勧めします。
まず、妊娠の経験がない人、また出産の経験がない人が乳がんになる可能性が高くなります。
また、出産経験者では、第一子を生んだ後が乳がんになりやすいと言われています。
そして、授乳期に母乳をあげていない方も、母乳をあげていた人に比べ、乳がんを発症する可能性が高いです。
生理とも関係が深く、月経が早く始まった方、閉経した年齢が高い方も、乳がんになるリスクが高いと言われています。
また、エストロゲン製剤を使っている方や、ピルを飲んでいる方のようにホルモン剤の治療を受けている方も、乳がんになるリスクが高いです。
最近ではテレビでも、芸能人が乳がんになったとか、乳がんで死亡したとか、がんに関するニュースが目を引きます。
女性に最も多い乳がん、やはり早期発見が大切となります。
もちろん、がんはどれも早期発見してすぐに治療に入れば、助かる確率も高くなってきます。
早く発見するには検診が一番良いのですが、これがなかなか行かない人、わかっているが忙しくて行く時間がないひと、いろいろな方がいらっしゃいます。
それに場所がデリケートな部分ですから、検診に行くことを躊躇してしまうのも当然です。
30歳を過ぎたころから、私も乳がんの検診に行かなければなあと、ずっと思っていたのですが、最初に検診を受けたのは35歳でした。
幸い、異常はなかったので一安心なのですが、結果を待つ間はドキドキしましたよ。
やはり定期的に検診をすることが大切だなあと思いました。
かといって、費用もかかりますし、実費で検診を受けることに抵抗を感じる方もいらっしゃると思います。
どこも悪くないのに病院に行って、待たされて、検診を受けて、お金も払うなんて、損をした気分になる方もいらっしゃるでしょう。
このような方には自治体で行っている無料の集団検診があります。
自治体のホームページでも日程と場所が掲載されていますし、地方の情報誌などにも載っていますから、チェックしてみてはいかがでしょうか。
会場も公民館や保健センターなど、自転車で行けるくらいの距離ですよ。
少し込み合うこともありますが、最近では完全予約制になっているところもあります。